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お知らせ

2026年8月10日

第2710地区 第50回インターアクト地区大会

報告:青少年奉仕担当リーダー 林 亮介

  7月25日(土)、26日(日)に開催された「国際ロータリー第2710地区 第50回インターアクト地区大会」(ホストクラブ:広島商業高等学校インターアクトクラブ、ホストスポンサークラブ:広島東南ロータリークラブ)を無事滞りなく終えることができました。毎年夏に行われるインターアクト地区大会は、山口県と広島県にあるインターアクトクラブを有する学校がホスト校となり、毎年交互に開催されます。   昨年は山口県の山陽小野田市にあるザビエル高等学校がホスト校でした。思えば、昨年5月の指導者研修会の際に福山北RCの藤井会員と英数学館の比羅岡先生に引継ぎをして頂いたところから大会の準備がスタートしました。約20年振りということで本当に手探り状態からの出発でした。

  準備段階から注意していたのが、提唱RCである当クラブは広商IACの主体性を見守る立場で口は出し過ぎてはいけないということです。あくまで主役は広島商業高等学校インターアクトクラブです。さて、1年前に遡り、最初の会場探しの折には今回の会場となった広島サンプラザは他の予約で埋まっていました。ホテルに尽力iいただき、先約の会社の好意で催しを1週間ずらしていただいたことには感謝しかありません。会場を探し回った結果、IA地区大会の予算に合うホテルの候補は、市内に広島サンプラザを入れて2つしかありませんでした。本当に助かりました。

  これでようやく開催日と会場の目途が立ち、郷田地区IA委員長経由で脇ガバナー(当時エレクト)の予定を確認させていただきOK返事をいただきました。昔話として、当時の青少年奉仕担当だった見正リーダーから、「広商さんOKです」と連絡を頂きましたが、まだ次年度ガバナーに確認する前の話だったため、ガバナーに日程をダメ出しされたら困ったことになると独り言をつぶやきました。

  そんなこんなで会場は決まりましたが、今度は参加人数を想定155名で考えると宿泊施設のキャパが広島サンプラザだけでは賄いきれず、どうすれば良いかと考えていたときにアルパーク東棟の裏にサムシングホール・ドルフィンというホテルがあったのを思い出しました。広島サンプラザからも徒歩7分圏内で、これで会場と宿泊施設が決定しました。ホテルに伺いフロントで宿泊予約を32部屋(最終的に19部屋利用)押さえることができましたが、対面で対応頂いた方に予約をお願いしたものの全く確認メールも来なかったため、念のため、こちらから宿泊予約メールを送りました。それでも返信もなく、一抹の不安が過ぎりました。1年後に予約を承っておりませんと言われると本当に困った事態になります。1年後、結論としては全く問題ありませんでした。

  会場、宿泊施設が決まったことでやや安堵し、IAC例会では来年の地区大会に向けて大会テーマを早めに考えていきましょう、と余裕あるコメントをしました。それが、9月だったと思います。そこから、秋が過ぎ、冬の街頭募金も終わり、年末年始を過ぎる。冬休み、春休みも終わりいよいよ新学期も始まり、時計の針は刻々と進みます。冷や汗の時期が続きましたが、大会テーマの概要がようやく4月に固まってきました。テーマは「防災」生徒主体で防災ゲームのワークショップを実施するという内容です。ここからスキップします。さあ、いよいよIA地区大会の第1日目の当日を迎えます。当クラブの動きを紹介すると7月25日(土)10時に運営スタッフが広島サンプラザに集合しました。電車で来られる参加者の誘導係は生徒とペアとなり3ヶ所で待機、ホテル玄関のお出迎え係もスタンバイしました。想定外だったのは、JRの駅からアクセスが良かったためか、山口県の学校でもバス組がいなかったことです。マイクロバスを降りてくる参加者にようこそ広島へ的なお出迎えを考えていましたが、想定通りにはならないものです。ある生徒に交通手段を尋ねると「鈍行!」と元気に答えてくれました。しばらく耳にしていない昭和な響きでした。11時10分過ぎから参加が徐々に3F受付に集まり出しましたが、広島の学校の生徒があまりにも皆バラバラに来るため、学校単位でまとまって受付すると想定していた広商IACは、資料の受け渡しや受付のレ点チェックに小さな混乱が生じていました。何事も経験で想定通りにはいきません。受付後に昼食、 1Fロビーで集合写真、そして開会式が始まりました。

 点鐘を 大会委員長(広商IAC部長)の柿村未優さん、開会宣言を大会副委員長(広商IAC副部長)の高野蒼乃さんが行いました。立派な開会宣言でした。 

  脇ガバナーのご挨拶では、昔インターアクターとして奉仕活動をされていた話、ガバナーご自身が防災士の資格を取られていて防災活動に現在でも積極的に参加されているお話をされました。また、ワークショップの最中にガバナーへ直接質問させていただく機会がありましたが、今回のワークショップで行った防災ゲームの体験もあるとのこととでした。起きて欲しくはありませんが、今回の地区大会の後に熊本地震がありました。日本ではいつどこで災害が発生してもおかしくないため、これから紹介する防災ゲームを通して、非常時における状況判断を日頃から磨いておくことが重要だと感じた次第です。続いて提唱RC会長挨拶として岡本会長の挨拶が続きます。岡本会長の挨拶の中で、広商IACの準備段階からの頑張りを称える話と運営支援をいただいた高校2年生で広島防災学団の代表を務められている松原健太郎さんと防災学団の紹介がありました。広島防災学団は、学生を中心に、防災教育や地域との連携を通じて、若い世代の防災意識の向上と地域防災力の向上に取り組まれている団体です。本日の学びを通じて、防災を「自分ごと」として考え、一人ひとりが地域の防災リーダーとなるための第一歩を踏み出して欲しいと挨拶されました。   

  ところで、最近のIA地区大会では、開会式後の初日午後の時間は、バス移動を含めたフィールドワーク(観光・視察)主体のカリキュラムが多く見受けられました。大会テーマも「街の活性化・街おこし」に関する内容が多かったのですが、今年は「その命だれが守る? ~知識と行動が地域を救う~」を大会テーマに防災に関するワークショップ主体のカリキュラムを広商IACで企画しました。

ワークショップでは、RC会員も参加したかったという声も一部から聞こえてきましたが、生徒のみでグループは学校毎ではなくランダムな12グループに分かれて行われました。13時50分~クロスロードゲームを行いました。災害時の究極の二者択一の選択を参加者がYESかNOのカードを出して答えるゲームです。まず、答えを考えるにあたり、避難所の食料担当の職員や避難者といった立場が指定されます。一例を紹介します。あなたは避難者です。外出時に地震が起こり、津波が来ると警報された。家には、年配のおばあちゃんがいる。家に戻る?YES(戻る)又はNO(戻らない)意見を考えてください。(3分後)グループで意見交換してください。という流れでゲームは進みます。重要なのはどちらが正解かを求めることではなく、災害における色々なシチュエーションを頭で想定しながら、万が一災害に遭遇した際の状況判断を参加者が磨くことです。

  14時45分~DIGを行いました。DIGとは「Disaster(災害)Imagination(想像)Game(ゲーム)」の略で、日本語では「災害図上訓練」などと呼ばれています。配布された用紙のQRコードを読み込むと、ある地域の地図が現れます。今回は、自宅から避難場所へ避難するという設定で避難ルートや危険箇所をグループで討議しました。川沿いの道路が危険な場合、どの避難経路を選ぶか。その理由や、なぜそのルートが安全だと思ったかなどについて参加者同士で意見を出し合っていました。災害の種類によって変化する危険箇所や被害状況を想定しながら、自宅などから避難場所までの安全な避難経路や、地域の防災上の課題を参加者同士で考えるゲームで、グループによって進行が早い遅いはありましたが、和気あいあいと自分の意見を述べている姿が印象的でした。途中、この日一番のどよめきが起きました。ワークショップの進行補助をしていた松原健太郎さんが自己紹介で皆さんと同じ高校2年生ですと紹介したときです。「え、本当に高校生?」という声があちこちから聞こえてきます。大人がサポートしていると思っていたら、実は同年代だったというオチです。高校では生徒会長を務めているようですが、それを差し引いても見た目と話ぶりは大学生、いやむしろ社会人です。裏話ですが、朝の時点では松原さんは長ズボンにポロシャツという恰好で来ていました。席が来賓席になっているためまずいと思ったか、家政婦は見た(昔過ぎますね)ではないですが、お母さんに学校の制服を届けてもらっているのを目撃してしまいました。  16時20分にワークショップも終わり、生徒・先生(RC会員の一部も)はシン・マリホ水族館へ、他のRC会員はホテルへ向かいました。シン・マリホ水族館ではチケットの事前購入が不可だったため、15万ほど望月先生と今田先生に預けましたが、お金が足りないという小さな不足(不測)の事態が発生しました。私の計算間違いです。夜の懇親会は、生徒が「生徒交歓会」、RC会員と顧問教師が「ロータリークラブ・顧問教師交流会」とそれぞれ別会場に分かれて同時刻でスタートしました。

「ロータリークラブ・顧問教師交流会」が始まり、当クラブの岡本会長の挨拶、郷田地区IA委員長の乾杯の後、各テーブルでは賑やかに歓談されていました。配席は年度で色が出ますが、顧問教師同士、RC会員同士では面白くないため、山口と広島、RC会員と顧問教師を軸に意図的にミックスさせました。中締めは広島南RCで地区IA委員の佐古さんにいただきました。佐古さんには、昨年のIA地区大会の折に会場と宿泊先は一緒の方が荷物の移動がスムーズ等、色々とアドバイスをいただきました。さあ、大詰めの2日目の朝を迎えます。2日目の運営スタッフと8時15分に集合してお出迎え、3F受付では広商IACの生徒が参加者へお水を配布しました。参加者の集まりが早く、9時20分開始のところ、9時5分から2日目のワークショップ、HUGを開始しました。HUGとは、避難所運営の疑似体験ゲームです。途中、松原さんから、「自分がなかったら困るもの、例えばスマホの充電場所がなかったら困るでしょう」と考え方のヒントを生徒に出しながら、グループ討議を促していました。ペットを連れた避難者や外国人の避難者等、色々な意見が飛び交っていました。夜遅くまで楽しくおしゃべりをしていた部屋もあったようで、全体的に疲れの色が見えた2日目でしたが、楽しく避難所運営のゲームを行っていたのが印象に残りました。例年ではこの時間帯は、講演が多いのですが、平垣内先生曰く広商生は寝ちゃうのでということでワークショップ形式にしたかったようです。途中では先行きがどうなることかと不安に感じた時期もありましたが、平垣内先生や道上先生のフォローの下、当日のワークショップを広商IAC主体で運営するまでの最後の準備の追い上げは本当に素晴らしく驚かされました。また、1日目の開会式も前倒し、2日目のワークショップも前倒し対応してもらった広商IACの皆さんには、臨機応変の対応さをこちらも学ばせていただきました。

  閉会式では、広商IACの生徒や顧問教師の頑張りを郷田地区IA委員長に講評にて褒めていただき嬉しかったです。

  最後になりますが、この度の第50回のIA地区大会の昨年度の準備期間から助けていただいた守下直前幹事、昨年の第49回IA地区大会の設営視察から始まり実施に至るまで助けていただいた渡邉幹事、また、奉仕プロジェクト委員会全体のサポートを調整いただいた大井委員長、広商IAC例会参加も含め、今年の準備期間から協力してもらった宮原サブリーダー、青少年奉仕担当委員の要田会員、赤川会員、田中会員、中村勝会員、他、奉仕プロジェクト委員会の皆様には、暑い中、運営支援にご協力いただき本当にありがとうございました。

  そして最後の最後ですが、岡本会長に於かれましては、親睦の夜間家族例会とIA地区大会の事業が被る中、両日に渡りご協力いただきまして本当に感謝を申し上げます。

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