2018年3月23日
広島東南ロータリークラブは、国連ユニタール(国連訓練調査研究所)が実施する「国連ユニタール南スーダン奨学プログラム」への協力として、広島での市民交流のためのホームステイ並びに交流イベントのお手伝いをしました。
南スーダンは2011年に世界で一番新しい国として誕生し、いまだ多くの課題を抱えながら必死に国づくりの道を歩んでいる若々しい国です。
「国連ユニタール南スーダン奨学プログラム」は、国連ユニタールと日本の外務省、南スーダン共和国の協力事業として2015年より行われており、南スーダンの将来を担う人材を招聘して広島と東京で、視察、ワークショップなどの研修を行ない研修生のリーダーとしての能力を強化する厳しい研修です。
今年で第3回になるプログラムでは、国連ユニタール広島事務所が担当する広島でのプログラムの中で、初めての試みとして、日本の一般家庭の生活を体験することと一般市民との交流を目的に、家庭でのホームステイと観光などによる市民との交流を取り入れることとなり、広島東南ロータリークラブが国際奉仕事業の一環としてこれに協力しました。
今年度このプログラムに参加した研修生は、男性14人、女性11人、いずれも行政庁やNPOなどで活動する国の未来を担う人たちです。
広島でのロータリアンとの交流を通じて、原子爆弾の惨禍から懸命に復興し、平和都市と呼ばれるに至った「復興のこころ」を彼らと共有できた有意義な活動でした。