2023-2024年度 RIテーマ
ゴードンR.マッキナリー Gordon R. McInally
2023-2024年度 国際ロータリー会長
世界に希望を生み出そう
Create Hope in the World
2023-2024年度
広島東南ロータリークラブ 会長方針
今を大切に、未来を探ろう

2023-2024年度国際ロータリー会長のゴードン R.マッキナリー氏は、今年度のテーマとして「世界に希望を生み出そう」を発表しました。このテーマにつきましては、ここ数年のRI会長のテーマとはやや趣が違い、具体性を帯びた3つのテーマから導きだされています。すなわち、現在、世界に広がっている紛争(ロシア・ウクライナ紛争をはじめとする)の問題、新型コロナウイルスの世界的流行によるメンタルヘルスの問題、さらにはここ数年、世界で再発しているポリオ根絶活動へのさらなる取り組み等です。

また、今年の2710地区ガバナーの井内康輝氏は、本年度のガバナー心情を「平和の種をまこう!!~ロータリアンにできること~ 」とされております。       

これらを鑑み当クラブの今年度の取り組みとしては、テーマを「今を大切に、未来を探ろう」とさせていただきます。過去3年間、私たちは日本の戦後初めてとも言えるウイルスの大規模感染大流行を経験し、戦後、経験しなかった例会中止という状況を経験しました。そのためロータリー活動を表現する言葉として使用されている「Enter to learn , Go force to serve」を中断せざるを得ない状況に陥りました。今年度新型コロナがどの程度収束するかは不明ですが、少なくとも長年にわたり築かれてきた通常のロータリー活動ができる状態にできるだけ早く戻し、今を大切することが重要です。それと同時に近い将来また同じような状況が発生する可能性に備えて、この3年間の経験をもとに私たちのロータリーがいつでも試練を乗り越えられるような準備を探りつつ、未来に向けて今までの経験を検証してさらにロータリー活動を進化させることも必要です。その準備の1つとして、有事の時にクラブ活動が中断することなく継続できるシステムを構築することができればと考えます。具体的にはクラブ会員が確実にいつでも連絡の取れる体制にできるよう、現在の通信方法に加えてスマートフォンなどを活用したコミュニケーションの取り組みを始める準備です。またウクライナとロシアの戦争が勃発し世界が戦争に巻き込まれ兼ねない状況を受けて、RIの会長、2710地区ガバナーの「世界に希望を生み出そう、平和の種をまこう」の発表に関しては、今まで以上に、「戦争のない平和」を世界各地から、あるいは広島から発信することが、求められているものと考えます。世界の平和への関与は、1クラブとしてできることは限られますが、今私たちのできることとして、当クラブのかかわっている被爆樹木事業支援を通しての戦争のない平和への発信の継続、特に60周年の事業としての「広島・長崎爆心地中間点上毛町=未来につなぐ平和の架け橋 」事業を引き続き継続させたいと考えます。

会員の皆様のご指導、ご協力をお願いしながら、上記の活動を進めてまいりますのでどうぞよろしくお願い申しあげます。